中小企業のシステムづくりは、責任者をきめることから

公開日:2017/03/23

この記事は、書かれてから 7 年以上経過しており、内容が古い可能性があります。

システム化の検討段階では様々な作業があります

AS-IS(現状)をシステム会社に説明し、
TO-BE(理想、システム導入後の姿)の提案を受けて以降、
さらに詳細な検討に入っていきます。

基本的にはシステム会社が行うことですが、
その中で打合せを行い、提案資料を確認し、社内の資料を準備し、
といった様々な作業も発生します。

そういった作業は、だれがやるのでしょうか?

 

責任者を決めましょう

システム化を考えはじめた中小会社の社長は
システム化以外にもすることが多いはずで、大変忙しいと思います。

その片手間に行っていると、どうしてもシステム会社との
やりとりは後回しになり、結果なかなか進まない、できあがらない、
ということになりがちです。

ですので、早いうちに自分の代わりとなる責任者を決めることを
おすすめしています。

 

こんな方が責任者には最適だと思います。

  • 経営方針や社長の意図をよく理解している
  • 社内の業務全般に精通している
  • しらない業務は、社員から公平に聞き取りできる立場にある
  • システムに詳しい、なれている

 

システムに詳しい人よりも

このような最適の人材が社内にいれば幸運です。
しかし、すべてを満たす社員をみつけるのはなかなか難しいかもしれません。

そのような場合は、すべてを満たしていなくても、
「経営方針や社長の意図をよく理解している」方にすることを
おすすめします。

「システムに詳しい、なれている」という理由で人選しないでください。

 

システム化には、これからの会社のあるべき姿、向かいたい方向性、
といった背景があって行われるものです。

システムの詳細を検討する中においても、
ときにはこの基本に立ち戻って見直すべきこともあります。

ここでぶれてしまうと、期待した効果の得られない
社内システムになってしまうこともありえます。

だからこそ、「経営方針や社長の意図」という基本をもって
システム会社との打合せに臨むことが重要なのです。

このページの著者

イルカシステム(株)は、以下のような業務用ウェブシステムのご提案、受託開発、運用を行っております。

  1. 中小企業さま向けの社内向け営業支援、顧客管理、経営数値管理システム

    経営数値をリアルタイムで見える化し、目標達成度を常に把握することができ、顧客へのフォローもスムースになります

  2. 中小企業さま向けの受発注管理、請求入金管理、在庫管理

    御社特有の受発注業務、出荷処理をシステム化することで業容拡大への大きなお手伝いとなります

  3. 医療業界向けの業務改善システム

    ※医療業界向けに、臨床研究の無作為割付自動化のための自社サービス「 ムジンワリ 」をご提供しております。

  4. IoTシステムの開発

詳しくは ご提供サービス を参照してください。

お読みいただきありがとうございました

中小企業がシステム開発会社を選ぶ方法

ownCloudをiPhoneで使う

こちらもおすすめ

システム化の相談はしてみたけれど...

中小企業のシステム導入に心強い補助金

お客様とのつながりを点数化し分析する

お客様との接点を記録することのメリット

顧客管理システムの目的は名簿作成ではない

顧客との接点を増やし売上をあげるシステム

お客様とのやりとりの記録のススメ

遠くのシステム会社が安い金額の提案をしてきたら?

システム会社に社内システムの保守を依頼するには

社内システムはできたあと、利用期間のほうが長い