システム化の相談はしてみたけれど...

公開日:2013/12/24

この記事は、書かれてから 10 年以上経過しており、内容が古い可能性があります。

「クラウドサービスのアイディアを実現させるために、相談はしたみたけれど、いつまで経ってもできあがらないから、業者を変えた。でも結局そのアイディアはお蔵入りしてしまった...」
と、お客さまから雑談、笑い話として聞きました。

似たような話は同業者からも聞くことがあります。
「提案書や仕様書をもっていくと、毎回話がかわったり、広がったりするのでいつまで経っても見積費用が決まらず、結局うやむやで終わってしまった...」

 

システム会社は、どうしても「予算内で実現可能なこと」という観点で考えますが、お客さまは「よりよいシステムをつくる」という観点ですので、どうしてもすれ違いが生じてしまうのだと思います。

このすれ違いを埋めていくのもシステム会社の力量になりますが、すれ違いがすれ違いのままですと、冒頭のような残念な結果に終わってしまいます。

 

こういった問題を起こさないために「発注元も情報システムの要件定義に参画すべき」といった論もあります。

どこまで参画すべきかは、システムの規模によっても違ってくると思いますが、すくなくとも「発注元として、最低限これはできていないといけない」という点を、箇条書きであっても、明確にしておく必要があると思います。
これはシステム用語を使う必要はなく、専門用語ふくめ、発注元の言葉を使って書けば充分です。

このページの著者

イルカシステム(株)は、以下のような業務用ウェブシステムのご提案、受託開発、運用を行っております。

  1. 中小企業さま向けの社内向け営業支援、顧客管理、経営数値管理システム

    経営数値をリアルタイムで見える化し、目標達成度を常に把握することができ、顧客へのフォローもスムースになります

  2. 中小企業さま向けの受発注管理、請求入金管理、在庫管理

    御社特有の受発注業務、出荷処理をシステム化することで業容拡大への大きなお手伝いとなります

  3. 医療業界向けの業務改善システム

    ※医療業界向けに、臨床研究の無作為割付自動化のための自社サービス「 ムジンワリ 」をご提供しております。

  4. IoTシステムの開発

詳しくは ご提供サービス を参照してください。

お読みいただきありがとうございました

「システムがあるのが当然」といった存在になったときに...

こちらもおすすめ

システム化の相談はしてみたけれど...

中小企業のシステム導入に心強い補助金

お客様とのつながりを点数化し分析する

お客様との接点を記録することのメリット

顧客管理システムの目的は名簿作成ではない

顧客との接点を増やし売上をあげるシステム

お客様とのやりとりの記録のススメ

遠くのシステム会社が安い金額の提案をしてきたら?

システム会社に社内システムの保守を依頼するには

社内システムはできたあと、利用期間のほうが長い