国内に限定すると、7桁の郵便番号がわかれば
都道府県、市町村くらいまではある程度特定できます。
このことを利用し、比較的多くのシステムにおいて
郵便番号を入力することで住所の一部まで自動入力されるような
仕組みが導入されています。
とくにウェブシステムにおいては、以下の2パターンで
実現されていることが多いです。
1.郵便番号を入力後、「住所を入力」ボタンを押すと
この郵便番号で特定可能なところまで住所が自動入力される
2.郵便番号を入力すると、自動的に(ボタンを押すことなく)
特定可能な部分までの住所が入力される
「住所を入力」ボタンを押す、ということは
「これで郵便番号を固定する」という意思を利用者自身が表示できます。
2.のように、個人の意思を待たずに処理を始めてしまうのに
違和感を感じる人もいるかもしれません。
しかしなれた人からすると、煩わしくなくスムースでよい、という
印象になるでしょう。
ですので、そのウェブシステムがどのような人向けのものであるか、
によって、どちらの形式で実現した方がよいか変わってくるものと思います。
ところで、この「郵便番号をもとに住所の一部を取得する」処理ですが、
システムの仕組みとしては実は比較的大変なものです。
郵便番号と住所との対応は、それほど静的な情報ではなく、
しばしば更新されています。
この更新情報は日本郵便のサイトで公開されています。
システムとして独自に実現する場合、
この更新情報が出るたびに郵便番号-住所の情報を更新する、
というメンテナンスが必要になります。
こういった不定期かつ即対処しなければいけないメンテナンスを行うのは
対応人員をわりあてる必要があり、とくに中小企業様にとっては
引き受けたくないコストだと思われます。
そのため、これを肩代わりするクラウドサービスがあります。
たとえば以下のようなものがあります。
ウェブサイトの多くは、こういったサービスを使うことで、
郵便番号から住所に変換する機能を実現しています。
これによって、自社でメンテナンスコストを引き受けなくてよくなるわけです。
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