古いIE向けに作られたウェブサイトへの対策

公開日:2014/04/07

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WindowsXPのサポート中止で、新しいWindowsに変えている
という話をよく耳にするようになりました。
しかしこれはOSだけの話ではなくて、イ
ンターネットブラウザでも近々、似た話が起きそうです。

ブラウザ違いによる表示崩れ

ウェブサイトを見るときは、インターネットブラウザ
(Internet ExplorerやFireFox、Chromeなど)を使いますが
使うブラウザによっては表示が崩れてしまった経験などないでしょうか。

これは、インターネットブラウザが、必ずしも全く同じ決まりで作られていなかったためです。
同じHTMLでも、ブラウザによって解釈が異なっていたために、
表示が崩れてしまうことがあった、といえばわかりやすいでしょうか。

長らく開発者を悩ませ続けていたのが、
この中でもとくにInternet Explorer(以下IE)でした。
古いバージョンのIE7と、最新のIE11との間にも大きな違いがあり、
表示崩れだけでなく、プログラム(ブラウザで動くJavaScript)が動かなくなる、
といったことすらありました。

古いIE向けに作られたウェブシステムへの対応方法

特に古いIE7用に作られた社内用ウェブシステムが
IE10やIE11になって動作しなくなる、といった問題に対処するため、
2つの方法がとられました。

ひとつは、IE7用に作られたものを、新しいIE11用に調整する、という方法です。
調整する、といいますか、HTMLやプログラムなどを見直して
IE11でテストしなおす、ということです。
ひとことで言えば「お金をかけてIE11用に直す」ということです。

IEのドキュメントモード

お金をかけたくない場合は、ふたつめの方法がとられました。
それがドキュメントモードです。

ためしにお使いのIEを起動した状態で、「F12」キーを押してください。
ブラウザの下側の表示がかわり、下記のような画面になるのではないでしょうか。

Windows Vista + IE9 の例
Windiws8.1 + IE11 の例

ここでたとえば「IE7」を選択すると、
現在開いているウェブサイトをIE7で開いたように参照することができる、というものです。
IE11で、IE7のシミュレーターを動かす、というとわかりやすいでしょうか。

便利でローコストな「ドキュメントモード」の非推奨...

ドキュメントモードは、わかりにくいところに隠れている便利な機能なのですが
一方で、この機能をいつまでも使えるわけではない、ということが決まっています。

Internet Explorer 8 には、独自機能から標準に基づいた機能に Web サイトを移行する方法としてドキュメント モードの概念が導入され、複数のブラウザーやデバイスでサポートされました。 Internet Explorer 11 以降では、ドキュメント モードは非推奨と見なされるため、使わないようにする必要があります。 従来のドキュメント モードを必要とする Web ページとアプリは、最新の機能、ブラウザー、デバイスをサポートするように必ず更新してください。

ドキュメント モードの非推奨 (Windows)
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ie/dn384051%28v=vs.85%29.aspx

「いつまでもドキュメントモードは使えないよ」
「古いウェブサイトは、最新のブラウザで動くように修正しておいてね」
ということです。


これまでマイクロソフト社が負担してきた、古いブラウザへの対応を
ウェブサイトの持ち主に転嫁するものと言えます。
勝手に強制的にIEのバージョンアップを強いた上でこの言いぐさですから
泣き言の一つもいいたくなります。
しかし、とくに大企業で、新しいブラウザ+古いバージョンのドキュメントモード
で社内ウェブシステムを使っているところは、そろそろまともに対策を考えるべき時期がきています。

このページの著者

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