社内システムとe飛電を連携させる方法

公開日:2014/03/10

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今回は、e飛電と社内システムとを連動するための方法を
3つ、挙げてみたいと思います。


不勉強であまり知らなかったのですが、
佐川急便を利用するときに、多くの発送をサポートするための
e飛電というサービスがあります。

【佐川急便】お探しのページが見つかりませんでした

先日お客さまからご相談があったばかりで、詳しいわけではないのですが、
これを機に調べてみました。
もし誤りなどありましたら、コメントをお寄せください。

1.CSVファイルをインポートする

もしかすると最も標準的な方法なのかもしれません。

e飛電で定められた形式に則って、CSVファイルをインポートすると
大量の発送情報を一括で登録することができます。

オープンソースのネットショップ構築ソース、EC-Cubeでも
e飛電のこの機能を前提としたプラグインがあるようです。

2.12系|佐川急便e飛伝Ⅱ連携プラグイン|佐川急便株式会社

2.e飛電ウェブに自動的に値をセット

この方法は、一括で行う、というより
一件ずつ発送処理を行う場合に向いている方法かもしれません。
また、社内システムがウェブシステムで、
かつ、e飛電ウェブを使っている場合にのみ(おそらく)とれる方法です。
(e飛電IIではこの方法はとれないと思われます)

社内システムの出荷用画面にボタンを用意し
そのボタンを押すと、e飛電ウェブの画面が立ち上がり
フォームに値がセットされる、
というようなイメージです。

ただし、この方法は検証しておりません。
技術的に、おそらくできるだろう、という想定です。

3.出荷用の伝票にQRコードを印刷

今回のお客さまでは、お客さまから提案のあったこの方法になりました。

お客様は、社内システム側で出荷伝票を出力します。
e飛電の該当画面を開いて、
出荷伝票に印刷されているQRコードをスキャンすると
e飛電の各項目に値がセットされるようにするイメージです。

QRコードの内容は、フォームに入れたい値と
それぞれのフォームの区切り用にTABキーを入れます。
このことで、QRコードをスキャンするだけで
キーボードから入力したのと同等の入力をしたのと同じことになります。


異なるシステムを使っていると、
どうしてもデータを引き渡したくなる場面がでてきます。
e飛電については、上記のような方法をとることで
データ引渡しの自動化がとれるようです。

ご参考になれば幸いです。

このページの著者

イルカシステム(株)は、以下のような業務用ウェブシステムのご提案、受託開発、運用を行っております。

  1. 中小企業さま向けの社内向け営業支援、顧客管理、経営数値管理システム

    経営数値をリアルタイムで見える化し、目標達成度を常に把握することができ、顧客へのフォローもスムースになります

  2. 中小企業さま向けの受発注管理、請求入金管理、在庫管理

    御社特有の受発注業務、出荷処理をシステム化することで業容拡大への大きなお手伝いとなります

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    ※医療業界向けに、臨床研究の無作為割付自動化のための自社サービス「 ムジンワリ 」をご提供しております。

  4. IoTシステムの開発

詳しくは ご提供サービス を参照してください。

お読みいただきありがとうございました

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