入金管理業務をシステム化するときに必要なこと

公開日:2014/02/17

この記事は、書かれてから 10 年以上経過しており、内容が古い可能性があります。

弊社のような小さな会社であっても、
売上がたち、代金を回収しないことにはなにも始まりません。

売上と代金回収の頻度が多くないうちは、
エクセルにメモしていれば事足りるかもしれません。
もしかすると、頭で記憶しているから
メモすら必要ない、という猛者もおられるかもしれません。

 

ただ、お客さまが増え、売上が増えてこられると
その回収がされているのかの確認が、どんどん重要になってきます。

そのためか、この「入金管理」だけをシステム化したい
というご依頼も多いです。

 

「入金管理」をシステム化するとき、
どういった観点で考えたらよいでしょうか。

一言で「入金管理」といっても、
入金がされたかどうかの確認業務は、
いろいろなパターンがあります。

  1. 前払いで振込確認後、商品を郵送する
  2. 請求書に対応する入金額が、振込されているか確認する
  3. 普通振込やクレジットカード払いの振込データを使って、顧客情報とマッチングし、入金漏れがないか確認する
  4. 利用料をカウントして、一定額以下になったら追加請求する

などなど、思いつくままに挙げてみました。

これに、顧客ごとの締め日、支払いサイクル、
といったことも考慮にいれなければいけないケースもあります。

仮に、3.のように、振込データを電子情報の形式で取り出せる場合、
そういったデータをどこからどういった形式でもらうか、
マッチングすべき「顧客情報」をどこから取り出すか、
といった検討も必要です。

 

以上のような観点で、必要な機能を洗い出した上で
既存のソフトウェアで使えるものがあるかチェックしてみるとよいと思います。

「これはいいけど、あの機能が足りないんだよなぁ」などという場合でも、
それも含めてシステム開発会社に相談すれば、
よりよいものができるはずです。

このページの著者

イルカシステム(株)は、以下のような業務用ウェブシステムのご提案、受託開発、運用を行っております。

  1. 中小企業さま向けの社内向け営業支援、顧客管理、経営数値管理システム

    経営数値をリアルタイムで見える化し、目標達成度を常に把握することができ、顧客へのフォローもスムースになります

  2. 中小企業さま向けの受発注管理、請求入金管理、在庫管理

    御社特有の受発注業務、出荷処理をシステム化することで業容拡大への大きなお手伝いとなります

  3. 医療業界向けの業務改善システム

    ※医療業界向けに、臨床研究の無作為割付自動化のための自社サービス「 ムジンワリ 」をご提供しております。

  4. IoTシステムの開発

詳しくは ご提供サービス を参照してください。

お読みいただきありがとうございました

セキュリティ認証を取得しても、やるのは人

システムの発注は、近所の業者のほうがよいでしょうか

こちらもおすすめ

システム化の相談はしてみたけれど...

中小企業のシステム導入に心強い補助金

訪問効果のある近所のお客様を探す顧客管理システムとは

お客様とのつながりを点数化し分析する

お客様との接点を記録することのメリット

顧客管理システムの目的は名簿作成ではない

顧客との接点を増やし売上をあげるシステム

お客様とのやりとりの記録のススメ

遠くのシステム会社が安い金額の提案をしてきたら?

システム会社に社内システムの保守を依頼するには