項目名の説明を、バリデーションで代替する

2017年2月27日

新規登録、編集画面は、情報の入り口だからこそ、その項目の説明が重要です。

しかし、いくら説明する、といっても、あまり長すぎる説明は読まれません。
例えば、以下のような「お客様名」欄の説明はどうでしょうか。

「お客様名」は、受注請書の宛名欄に印字されます。
この項目は最大30文字までで、日本語、英数字、記号の入力を許可します。
この項目が空欄だと、受注情報は保存できません。

親切といえば親切ですが、長すぎるので、忙しい方は読み流すか、
見て見ぬ振りをするか、無意識に無視することでしょう。

 

ある項目の入力値が、システムが想定している値かどうかをチェックすることを
「データのバリデーション」と呼びます。

必須かどうか、最大文字数は何文字か、英数字のみか、数字のみか、
最小値と最大値はいくつか、などのその項目のみのバリデーション(単項目バリデーション)、

あるいは、「送付先区分」が「直送」の場合のみ「直送先住所」が必須、
というような複数の項目の関連性の中で条件がかわる複数項目バリデーション

があります。

 

その項目が必須かどうか、は明示したほうがよいですが、
それ以外のバリデーションはあえてコメントとして明示せず、
バリデーション条件に一致しない場合のみ、この内容を表示する、というほうがすっきりします。

冒頭の例でいえば、以下のようになります。

「お客様名」は、受注請書の宛名欄に印字されます。

「お客様名」が宛名欄に印字されることは、書かなくても想像可能ですし違和感がないため、
場合によってはこのコメントも省略できるかもしれません。

 

入力データのバリデーションが正しく準備されているシステムでは、利用者の方の迷いが減るだけでなく、
想定外のデータによる想定外の挙動を防ぐこともできます。

 

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