中小企業のIT投資と売上高とには関連性はあるのか

2017年5月29日

中小企業のIT投資の目的


中小企業がIT投資をする目的・理由にはどういったものがあるでしょうか。

弊社のお客様をみるに、まずは業務改善です。
新たな社内システムを構築することで、社内の業務フローや
社員の行っている業務内容の生産性を高めたい、
と仰るお客様は多いです。

生産性を高めることで、社員の時間を
より高度な内容の仕事にわりあてたいようです。

他方で、売上を上げるためのシステムを構築するお客様もあります。
これはお客様との接点を増やし、顧客満足度をあげるような
仕組みをシステム化するものです。

「業務改善」が、社内の仕組みを整理し、守りを固める方針とすれば
「売上向上」は、社外との関係性を構築する、攻めの方針といえようと思います。

 

IT投資は実を結ぶのか?


どちらが良い悪いではなく、どちらも必要なのではないでしょうか。

また、ひとつのシステムをみても、両方の側面をもっていることも
充分にあるかと思います。

さて、このような社内システムを作るIT投資は、
実際のところきちんと実を結ぶものなのでしょうか。

言い換えると、IT投資をすることで、
売上高や利益率は向上するのでしょうか。

 

IT投資をしているほうが売上高が高い?


平成26年度版中小企業白書をみると、
「IT投資と売上高、売上高経常利益には関係がある」
ということが書かれています。


 

以下はこの報告の中にある図です。

IT投資有無別の売上高・売上高経常利益との関係

IT投資をしている中小企業のほうが、
売上高、売上高経常利益とも高くなっています。

 

IT投資のリターン


もちろん、これは「IT投資をすれば売上高があがる」ということではありません

反対に「売上高の高い中小企業だけが、IT投資をしている」というように
このデータを見ることも可能です。

どちらが正しいのでしょうか?

 

この報告の中では、過去の調査と比較することで
「IT投資を開始することで業務効率化や売上の拡大を行い、収益力を向上させることで利益率を向上させた」
とも述べています。

そういえば、弊社のお客様でも、
社内システムにIT投資をして、その後、業容を小さくしたお客様はないように思います。

IT投資をすれば必ず売上高があがる、とは言いませんが、
IT投資が必要なほどの事業に、適切なIT投資をすれば、
きちんとリターンがある、ということなのかもしれません。

 

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この記事の著者

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