中小企業の社内システムは、可能な限り身軽にするべき

2017年3月17日

レアケースと夢


前回、AS-IS(現状)とTO-BE(理想)について書きました。

AS-ISの中では、
「こういうケースがある」「ああいうケースもある」
と、様々な例外ケースを挙げてくださる方もいます。

これはシステムにとっては重要なことで、
なにが基本で、どのような例外があって
例外にはどう対処するか、考えておく必要があるからです。

 

また、TO-BEの話をしていると、今度は「あれも、これもやりたい」と
夢が膨らんでいきます。
社内システムで自社をよりよくしようというのは
経営者の仕事のうちで、楽しいことのひとつなのかもしれません。

こちらも、お客様の意向を理解しておく、という意味で、
システム会社にとって重要なことです。

 

「すべて作らない」「すべて自前にしない」


しかし、中小企業では予算に限りがあります。

なんでもできればよいですが、なんでもはできません。

 

そもそも社内システムでなんでもできるようにする、
ということが、お勧めできません。

中小企業の経営は流動的なもので、
市場の変化に素早く対応していかなければいけないのに、
一度できあがった社内システムを修正するには、また費用と時間がかかります。

とくに、レアケースや例外的なことというのは変化しやすいものだと思います。
また、あればいいな、ということも、変化の中では無用になりやすいものです。

 

ですので弊社では「すべては作らない」ことをお勧めしています。
とくに不確定な要素の多いことは、とりあえず人手でなんとかできるようにしておく、
という方針をお勧めしています

 

できるだけ身軽にする


まとめますと、中小企業様の社内システムでは

「レアケースは手作業で対応できるように」
「「あればいいな」は「ないと困る」になってから」

という指針で、できるだけコンパクトで身軽な社内システムから
スタートされるほうがよいでしょう。

そのほうが、あとからの経営の変化にも、柔軟に対応しやすいものです。

 

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この記事の著者

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著者:イルカシステム株式会社