Google形式の検索ボックスは、業務用システムでも使いやすいか

2017年2月9日

システムに蓄積した情報を、どのように検索できるようにすると、
より直観的でわかりやすいのでしょうか。

ある程度の目安はあると思います。

たとえば…

  • 日付項目は、FROM用、TO用の2つの項目を用意し、範囲で検索できるようにします
  • 状態や区分を表す項目の場合(「出荷前」「出荷手配中」「出荷済」など)、
    それぞれの状態ごとのチェックボックスを用意します。
    複数のチェックONを許し、チェックされた状態に一致する情報を
    すべて検索できるようにします
  • 状態や区分を表す項目の場合、上記のほかに、ドロップダウンリストにしてひとつだけ選択し、
    一致するもののみ検索するようにする場合もあります

 

それでは、入力された値をそのまま保持するような項目(たとえば氏名や電話番号、住所のような)の場合は
どういった形であれば、利用者のみなさんにわかりやすい検索画面だと言えるのでしょうか。

 

2つの考え方があると思います。

  1. 氏名を検索するための入力欄、電話番号を検索するための入力欄、、というように、利用者がどの項目をどの値で検索するか明示的に指定するスタイル
  2. たった1つの検索用入力項目で、複数の(あるいは全ての)項目を縦断的に検索するスタイル。Googleの検索ボックスが代表的です

 

1.は、多くのシステムで取り入れられているスタイルです。
弊社でも、この形でご提供することがもっとも多いです。

この形式のメリットは、項目ごとの条件を指定することができることで、利用者の方にとって
想定外な結果になりにくいことにあると思います。

「氏名」欄に「船橋」といれれば、「船橋 太郎」さんは検索結果に表示されますが、
「千葉県船橋市」という住所をもつ情報は検索結果に含まれません。

 

2.は、むしろ利用者の方からご提案を受けることがあるスタイルです。

このスタイルでは、一つの検索条件欄に「船橋」と入れると、
「船橋 太郎」さんも、「千葉県船橋市」に住所がある情報も、すべて検索結果に表示されます。

GoogleやGmailなどに慣れていると、こういった形に慣れを感じるのかも知れません。
しかし、「どうしても氏名が「船橋」の人だけ検索したい」となった時が問題です。

いろいろと実現手段はあると思いますが、
それならはじめから1.のスタイルでよいのでは?という結論になることが多いように思います。

 

Googleはそもそもウェブサイト全文のうちから、指定の単語を含むサイトを検索するものです。

Gmailも、メール本文、メール送信者、といったごく少ない項目から検索します。

そう考えますと、2.は、データの項目数がごく少ない場合には有効な検索画面のスタイルなのかも知れません。

 

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