詳細画面は、その情報を操作するためにある

2017年2月16日

ある情報には、それに対する操作があります。

顧客情報を例にとると、

  • 顧客情報を確認、照会する
  • 顧客情報を編集する
  • 顧客情報を削除する
  • 顧客を退会状態にする
  • 顧客へ督促する
  • 顧客の宛名用ラベルを印刷する
  • 顧客住所をもとに地図を表示する
  • 顧客からの問い合わせを登録、編集する
  • 顧客への回答を登録、編集する
  • 顧客からの注文を登録、編集する

などなど、情報そのものを扱う操作だけでなく、顧客との関連性のなかで必要となる操作もあります。

1.の「情報の確認、照会」は、詳細画面のもっとも基本となる機能です。
これ以外の操作は、システムの中でどのように表示されていれば、利用する方にとってよりわかりやすいものになるでしょうか。

 

必要な操作のみを詳細画面のボタンにする


第一に言えることは、上記に書いたような顧客情報への操作が、必ずしもすべてのシステムにおいて必要とは言えない、ということです。

わかりやすいところでは、「宛名用ラベルの印刷」など、あったほうがいいケースも当然ありますが、
そもそも郵送する、という業務の発生しない会社にとっては無用の操作、機能です。

「顧客情報」に対して、どのような操作が必要とされているか、をシステムを作る前に明確にする必要があります。

ここで必要な操作が、顧客情報の詳細画面から行えれば、すなわちそのようなボタンがあることが、詳細画面の基本となります。

 

なんの情報への操作なのかを明確にする


第二に、「顧客」と「顧客に付属する情報」とを明確に区別するべきです。

ここではあえて混在させましたが、「顧客」と、「顧客からの問い合わせ」「顧客からの注文」はあきらかに別の次元の情報です。

後者の本質は「問い合わせ」「注文」という情報であり、「顧客」への操作ではありません。

本質的に「顧客」への操作だといえるもののみを、詳細画面に置くことで、利用する中での迷子感が減るのではないでしょうか。

 

編集画面で行えることをあえてボタンにする


最後に、業務フローの中で必要と考えられるものは、あえてボタンとして独立させる、ということです。

例えば「退会状態にする」という操作例をあげましたが、これを実現するには、
単に顧客情報の編集画面で「退会」「入会」のラジオボタンを切り替えて保存する、
という方法が考えられます。

しかし、これはシステムを利用する方、会社によるのですが、
編集画面で行えるとしても、あえて退会専用のボタンを詳細画面に用意することで、システムを利用する方にとってわかりやすいものになることがあります。

 

付記すると、詳細画面における、これらのボタンは、想定されている業務フローの順番に、可能な限り近い順序にならべておくべきです。

例えば「退会状態にする」ボタンが、一番左または上に近いところにあると、システムの利用者の方は混乱してしまうようです。

 

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